研究課題/領域番号 |
15K15158
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
免疫学
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研究機関 | 国立研究開発法人理化学研究所 |
研究代表者 |
本村 泰隆 国立研究開発法人理化学研究所, 統合生命医科学研究センター, 基礎科学特別研究員 (10587794)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
2016年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2015年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
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キーワード | NH細胞 / ニッチ / アレルギー / 好酸球集積 / 自然リンパ球 / 微小環境ニッチ |
研究成果の概要 |
脂肪組織リンパ集積(FALC)に存在する新規のリンパ球として見出されたナチュラルヘルパー(NH)細胞は、肺や腸管、皮膚などの非リンパ組織にも存在する。本研究では、非リンパ組においてFALCのようなNH細胞のニッチが存在するか解析を行った。マウスへのアレルゲンの点鼻投与により、肺NH細胞が活性化し、肺への好酸球の集積を誘導する。好酸球欠損マウスでは、NH細胞の活性化が減弱することから、NH細胞が好酸球と直接相互作用していることが明らかとなった。好酸球の集積は肺に点在することから、この好酸球集積がアレルギー病態におけるNH細胞のニッチとして働く可能性が示唆された。
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