| 研究課題/領域番号 |
15K15213
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| 研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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| 配分区分 | 基金 |
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| 研究分野 |
医学物理学・放射線技術学
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| 研究機関 | 藤田医科大学 |
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研究代表者 |
加藤 良一 藤田医科大学, 大学病院, 教授 (80319251)
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| 研究分担者 |
市原 隆 藤田医科大学, 保健学研究科, 教授 (90527748)
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| 研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2019-03-31
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| 研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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| 配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2017年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2016年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2015年度: 2,990千円 (直接経費: 2,300千円、間接経費: 690千円)
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| キーワード | 局所血流の定量的評価方法 / 血流算出計算アルゴリズム / ビームハードニング補正 / 信号直線性補正用ファントム / Patlak法 / 信号直線性補正用球状ファ ントム / 信号直線性補正用球状ファントム |
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| 研究成果の概要 |
我々はX線血管撮影装置で血管造影施行中に局所血流を定量的に評価する新しい方法を開発した。本法は造影剤投与前後での血管造影像を解析することにより、短時間の画像収集と短時間の演算で血流の定量画像を得ることができる。本法を用いれば、心筋はもとより、肺、肝臓、脾臓および腎臓などの血管内治療をする過程で撮影された血管造影像を用いて対象臓器の血流量を簡便に定量でき、治療前後の客観的な比較評価が可能である。本研究では本法を臨床応用する上での問題点を解決し、実用化のために画像解析処理の高速化を図った。
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| 研究成果の学術的意義や社会的意義 |
血管造影は動脈疾患の形態診断において広く利用され、血管内治療にも必須の検査法である。しかし、血管造影では動脈狭窄の程度と血流量との相関が低く、臓器虚血を定量的に評価することは困難である。シンチグラフィなどの非侵襲的血流測定法も実用化されているが、結果が出るまでに時間を要し、緊急患者に実施することはできない。我々は血管造影像を即座に解析して局所血流を定量的に評価する新しい方法を開発した。本法では血管内治療をする過程で撮影された画像から臓器の血流量を簡便に定量でき、治療前後の客観的な比較評価が可能である。本法は実用化により治療現場での治療適応判定や治療効果の確認に非常に有用と考えられる。
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