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マンガン誘導性ミクログリア活性化によるパーキンソン病発症へのATP13A2の関与

研究課題

研究課題/領域番号 15K15239
研究種目

挑戦的萌芽研究

配分区分基金
研究分野 衛生学・公衆衛生学
研究機関福島県立医科大学

研究代表者

熊谷 智広  福島県立医科大学, 医学部, 博士研究員 (20528111)

研究期間 (年度) 2015-04-01 – 2019-03-31
研究課題ステータス 完了 (2018年度)
配分額 *注記
3,510千円 (直接経費: 2,700千円、間接経費: 810千円)
2017年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2016年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2015年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
キーワードパーキンソン病 / マンガン / ミクログリア
研究成果の概要

中毒量に満たないマンガンによるミクログリア活性化とマンガントランスポーターとして機能し遺伝性パーキンソン病の一因となるATP13A2の関連についてマウス株化ミクログリアを用いて検討した。24時間暴露下でミクログリアの細胞死に影響しないマンガン濃度は1μMまでであり、その濃度では、ミクログリア活性化の指標として測定した各種サイトカインの産生量およびATP13A2のmRNA発現量に対照群と差を認めなかった。一方、細胞死に影響を与える10μMでは一部のサイトカインとATP13A2のmRNA発現量に有意な増加が認められ、ミクログリア活性化とATP13A2には何らかの関連があることが示唆された。

研究成果の学術的意義や社会的意義

本研究により、これまでまったく不明であったマンガンによるミクログリア活性化とATP13A2の役割について、何らかの関連性があることが推察された。このことは、マンガンによるパーキンソン病様症状発症メカニズムに、神経細胞のATP13A2だけでなくミクログリアのATP13A2も関与する可能性を示す重要な成果と思われた。

報告書

(5件)
  • 2018 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2017 実施状況報告書
  • 2016 実施状況報告書
  • 2015 実施状況報告書

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公開日: 2015-04-16   更新日: 2020-03-30  

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