研究課題/領域番号 |
15K15246
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
衛生学・公衆衛生学
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研究機関 | 国立研究開発法人国立環境研究所 |
研究代表者 |
野原 恵子 国立研究開発法人国立環境研究所, 環境リスク・健康研究センター, フェロー (50160271)
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研究分担者 |
秦 健一郎 国立研究開発法人国立成育医療研究センター, 周産期病態研究部, 部長 (60360335)
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連携研究者 |
中林 一彦 国立研究開発法人国立成育医療研究センター, 周産期病態研究部, 室長 (10415557)
岡村 和幸 国立研究開発法人国立環境研究所, 環境リスク・健康研究センター, 研究員 (50736064)
鈴木 武博 国立研究開発法人国立環境研究所, 環境リスク・健康研究センター, 主任研究員 (60425494)
宇田川 理 国立研究開発法人国立環境研究所, 環境リスク・健康研究センター, 研究員 (50738466)
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研究協力者 |
松下 隼也 東京理科大学, 大学院薬学研究科, 大学院生
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
2016年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2015年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | 無機ヒ素 / 妊娠期曝露 / F2影響 / DNAメチル化 / 精子 / 継世代影響 / 肝腫瘍 |
研究成果の概要 |
C3Hマウス雌(F0)の妊娠期に無機ヒ素を投与すると、F1雄を介してF2雄で肝腫瘍が増加する。その原因としてF1精子のDNAメチル化変化の関与を仮定し、妊娠期ヒ素曝露によるF1精子のDNAメチル化変化を次世代シークエンスを用いたRRBS法によって解析した。その結果、対照群と比較してヒ素群F1精子でDNAメチル化が増加または低下したシトシン(DMC)および領域(DMR)、および遺伝子発現の制御に重要な転写開始点付近のDMR (promoter DMR)の検出に成功し、ヒ素群F1精子がF2に影響を伝える経路のさらなる検討のための重要な手がかりを得た。
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