研究課題/領域番号 |
15K15283
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
内科学一般(含心身医学)
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研究機関 | 国立研究開発法人国立精神・神経医療研究センター |
研究代表者 |
本田 学 国立研究開発法人国立精神・神経医療研究センター, 神経研究所 疾病研究第七部, 部長 (40321608)
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連携研究者 |
山下 祐一 国立研究開発法人 国立精神・神経医療研究センター, 神経研究所 疾病研究第七部, 室長 (40584131)
上野 修 国立研究開発法人 国立精神・神経医療研究センター, 神経研究所 疾病研究第七部, 研究員 (90261130)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
3,510千円 (直接経費: 2,700千円、間接経費: 810千円)
2016年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2015年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | 脳神経疾患 / トランスレーショナルリサーチ / 神経科学 / 脳・神経 / 情報環境 |
研究成果の概要 |
本研究では、情報環境の適正化をはかることによって、気分障害に対する薬物治療を補完しその効果を高める新しい非薬物治療法の基盤となる作用機序の生物学的解明を目的とする研究を行った。熱帯雨林環境音を呈示した音環境でマウスを飼育したところ、通常の暗騒音条件下で飼育したマウスより、寿命が統計的有意に延長することが示され、自発活動量も有意に多かった。しかし、寿命と自発活動量の間には、有意な相関はなかった。以上から、熱帯雨林環境音を呈示した飼育環境は、マウスの自然寿命を延長させる効果をもつこと、自発活動の増加が寿命延長の主要因ではない可能性が高いことを示唆するものと考えられる。
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