研究課題/領域番号 |
15K15299
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
消化器内科学
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研究機関 | 東海大学 |
研究代表者 |
稲垣 豊 東海大学, 医学部, 教授 (80193548)
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研究分担者 |
紙谷 聡英 東海大学, 医学部, 准教授 (30321904)
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連携研究者 |
木村 啓志 東海大学, 工学部, 准教授 (40533625)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
2016年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2015年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | マイクロ流体デバイス / 肝細胞機能 / 肝小葉 / 肝細胞 |
研究成果の概要 |
従来の静置培養系と比較してより生体内の肝臓に近い環境を生体外で再現するため、マイクロ流体デバイス技術を用いて肝小葉特異的な酸素濃度勾配を形成可能な肝小葉環境模擬デバイスを開発した。 脱酸素剤の亜硫酸塩を培養液中に添加し、層流現象を利用してマイクロ流体デバイス内に酸素濃度勾配を形成する方法と、デバイス下層の一端に空気を送達し、細胞播種底面に用いたPDMSを介して酸素供給を行う方法の2種を比較検討したところ、いずれのデバイスにおいてもシミュレーション結果に一致した酸素濃度勾配が形成された。とりわけ後者においては、デバイス内肝細胞の生存率が高く、肝細胞の特異的機能を保持した高密度培養が可能となった。
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