研究課題/領域番号 |
15K15495
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
消化器外科学
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研究機関 | 京都大学 |
研究代表者 |
田浦 康二朗 京都大学, 医学研究科, 講師 (80378629)
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研究分担者 |
上本 伸二 京都大学, 医学研究科, 教授 (40252449)
波多野 悦朗 京都大学, 医学研究科, 客員研究員 (80359801)
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研究協力者 |
西尾 太宏 京都大学, 大学院医学研究科, 大学院生
山本 玄 京都大学, 大学院医学研究科, 大学院生
田邉 和孝 京都大学, 大学院医学研究科, 大学院生
奥田 雄紀浩 京都大学, 大学院医学研究科, 大学院生
池野 嘉信 京都大学, 大学院医学研究科, 大学院生
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
2016年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2015年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | NASH / 迷走神経 / クッパー細胞 / ニコチン性アセチルコリン受容体α7 |
研究成果の概要 |
非アルコール性脂肪性肝炎(NASH)は、脂肪肝を背景とした進行性の炎症を特徴とする慢性肝疾患である。NASHにおいて,肝臓マクロファージであるKupffer細胞の自然免疫応答が,その炎症の進展に中心的な役割を担う.一方,迷走神経の遠心性シグナルが,免疫細胞に対してα7ニコチン性アセチルコリン受容体(α7nAChR)を介した抗炎症作用を持つことが知られている.本研究は,マウスを用いたNASHの動物実験モデルの検証により,肝臓迷走神経の活動がα7nAChRを介してKuppfer細胞の活性化を制御し,NASHの進展に対して抑制的な効果を持つことを明らかにした。
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