研究課題/領域番号 |
15K15585
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
泌尿器科学
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研究機関 | 京都府立医科大学 |
研究代表者 |
白石 匠 京都府立医科大学, 医学(系)研究科(研究院), 客員講師 (70405314)
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研究分担者 |
浮村 理 京都府立医科大学, 医学(系)研究科(研究院), 教授 (70275220)
沖原 宏治 京都府立医科大学, 医学(系)研究科(研究院), 准教授 (80285270)
本郷 文弥 京都府立医科大学, 医学(系)研究科(研究院), 講師 (80291798)
上田 紗弥 (伊藤紗弥) 京都府立医科大学, 医学(系)研究科(研究院), 助教 (90534511)
三木 恒治 京都府立医科大学, 医学(系)研究科(研究院), 特任教授 (10243239)
中村 晃和 京都府立医科大学, 医学(系)研究科(研究院), 客員教授 (10381964)
上田 崇 京都府立医科大学, 医学(系)研究科(研究院), 客員講師 (50601598)
大石 正勝 京都府立医科大学, 医学(系)研究科(研究院), 客員講師 (90405316)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
2016年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
2015年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | 去勢抵抗性前立腺癌 / アンドロゲン除去療法 / ヒストン修飾酵素 / JARID1B / microRNA-29a / MicroRNA-29a |
研究成果の概要 |
アンドロゲン除去療法(ADT)開始直後のアンドロゲン欠乏下で、ヒストン修飾酵素の一つであるJARID1Bの発現が上昇することを見出した。実際にJARID1Bは、転移性前立腺癌、限局性前立腺癌の順で、正常前立腺組織よりも発現が上昇していた。さらに、このJARID1Bの発現は、mRNAの3’UTR領域の2か所の部位を介して、microRNA-29aによその発現が制御されていることを見出した。以上の結果より、アンドロゲンを除去した状況で細胞を培養すると、JARID1Bの発現が上昇し、その機序としてmicroRNA-29aが関与していることが示唆された。
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