研究課題/領域番号 |
15K15647
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
形成外科学
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研究機関 | 東北大学 |
研究代表者 |
山内 彩記子 東北大学, 医学系研究科, 非常勤講師 (10747091)
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研究分担者 |
武田 睦 東北大学, 医学系研究科, 非常勤講師 (30333800)
館 正弘 東北大学, 医学系研究科, 教授 (50312004)
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連携研究者 |
川上 和義 東北大学, 大学院・医学系研究科, 教授 (10253973)
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研究協力者 |
菅野 恵美 東北大学, 大学院・医学系研究科, 講師 (10431595)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
3,510千円 (直接経費: 2,700千円、間接経費: 810千円)
2016年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2015年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | 創傷治癒学 / 臓器間ネットワーク |
研究成果の概要 |
近年、臓器疾患と中枢神経系の関与などの臓器間ネットワークが注目されているが、現在まで創傷治癒と肝臓等の腹腔内臓器との関連を検討した報告はない。本研究では、創傷治癒過程における皮膚-肝臓間ネットワークの存在を予想し、解析を行った。皮膚創傷作成後、肝臓でのNKT細胞および好中球の増加を認めた。さらに、皮膚への創作成後、肝臓でのケモカイン産生の増加を認めた。皮膚から肝臓へのシグナル伝達機構を解明するため、DAMPsや神経伝達物質阻害剤を使用したが、創作成後の肝NKT細胞増加を打ち消すことは出来なかった。これらの結果より、皮膚ー肝臓ネットワークが存在する可能性が示された。
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