研究課題/領域番号 |
15K15812
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
基礎看護学
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研究機関 | 聖路加国際大学 |
研究代表者 |
桑本 暢子 (大久保暢子) 聖路加国際大学, 大学院看護学研究科, 准教授 (20327977)
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研究分担者 |
百田 武司 日本赤十字広島看護大学, 看護学部, 教授 (30432305)
佐竹 澄子 東京慈恵会医科大学, 医学部, 講師 (40459243)
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研究協力者 |
軽部 奈弥子
小林 由紀恵
小林 久子
酒井 宏美
武田 希帆子
宮田 睦美
八島 三男
鈴木 和代
鮫島 輝美
廣瀬 清人
Prendergast V.
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
2017年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2016年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2015年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
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キーワード | 失語症 / 急性期 / 心理支援 / 看護ケア / 脳卒中 / 看護技術 / ニューロサイエンス / 看護学 / 気持ち / 看護 / 脳卒中患者 / 探索的研究 / 戸惑い / 様相 / 質的研究 / 脳神経系疾患 |
研究成果の概要 |
本研究は、失語症発症で戸惑う患者の気持ちの様相を探索し看護ケアガイドの作成を目的に行った。 (1)気持ちの様相を明らかにするために国内外の文献検討を行い、失語症者とその家族の気持ちの様相を図式化し明らかにした。(2)急性期失語症者の経験を現象学的に分析し、(1)で得られた気持ちの様相を現象学的分析結果と合わせて再確認し、今後の看護ケアに繋がる示唆を考察した。(3)前述の研究結果をもとに看護ケアガイド案を作成した。(4)失語症回復者や医療専門職の有識者を対象にインタビュー調査を行い、看護ケアガイド案の内的妥当性を検討した。(5)内的妥当性の結果をもとにケアガイド案を修正しケアガイドの完成を行った。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
これまで失語症者と家族に対する支援ガイドは、対象者本人へのガイド、言語聴覚士、ボラティアに対するガイドは存在していたものの看護師向けは存在しなかった。 失語症者を発症してすぐに関わる医療職は看護師であり、失語症者と接する時間も多い。急性期失語症者に対応する看護ケアガイドが存在することは、臨床現場で行われる看護の質の改善に貢献すると考えられ、延いては看護の社会的地位の向上に繋がると考えられる。失語症者とその家族に対する看護については看護基礎教育で十分に修得するカリキュラムは存在しないことから、臨床での看護師教育やケアガイドは必須であると考えられ、看護師教育としても本研究結果は意義ある内容と考える。
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