研究課題/領域番号 |
15K15816
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
基礎看護学
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研究機関 | 松蔭大学 |
研究代表者 |
風岡 たま代 松蔭大学, 看護学部, 教授 (50224382)
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研究分担者 |
立野 貴之 松蔭大学, 公私立大学の部局等, 准教授 (50564001)
舘 秀典 東京福祉大学, 保育児童学部, 講師 (90402148)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
2017年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2016年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2015年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | 医療安全 / 看護基礎教育 / ICT教育 / シミュレーション教育 / 安全教育 |
研究成果の概要 |
本研究は、看護基礎教育での医療事故防止の教育方法に拡張現実感(augmented reality 以下、AR)技術を導入した、ゲーミフィケーションによるシミュレーション教育教材を開発し、ICT として運用するシステムを構築することを目的とした。シミュレーションの教材は、点滴やチューブの挿入された患者の日常生活援助場面で2例作成した。1例目は、インシデントの原因を盛り込み、学生がその動画教材をパソコンやケータイのプラウザを利用して視聴し、教員は学習状況を管理できるシステムで、実効性を確認した。2例目は、ARに使用する教材として作成し、1例のシステムと連携させることが可能であることを確認した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究では、看護基礎教育での医療安全教育のシミュレーションのシナリオの場面は、学生が臨地実習で体験することが多く、新人看護師のインシデントも多い、点滴やドレーンが挿入された患者への生活援助が有効であること、看護学生がパソコンやケータイのプラウザを使い、インシデントのリスクを盛り込んだ生活援助の動画を視聴しながらリスクと捉えた個所をクリックすると、視聴後に自分の意識と教材の差を確認できるシステムを構築したこと、AR教材と先のシステムとの連携が可能であることを確認したことで、ゲーミフィケーションを使った医療安全のシミュレーション教育がケータイやパソコンでできる可能性を広げたと考える。
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