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乳児の泣きに喚起される情動のポジティブ側面に着目した養育体験モデルの実験的検証

研究課題

研究課題/領域番号 15K15854
研究種目

挑戦的萌芽研究

配分区分基金
研究分野 生涯発達看護学
研究機関広島大学

研究代表者

竹中 和子  広島大学, 医歯薬保健学研究科, 講師 (90227041)

研究期間 (年度) 2015-04-01 – 2019-03-31
研究課題ステータス 完了 (2018年度)
配分額 *注記
3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
2017年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2016年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2015年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
キーワード乳児 / 泣き / 養育行動模擬体験 / 親性準備 / mind-mindedness / 情動 / 成功模擬体験 / バイオフィードバック / 乳児の泣き / 養育行動 / 情動反応
研究成果の概要

本研究は,ベビー人形を用いた泣き場面の養育行動模擬体験を実験場面で再現し,親性準備期にある若年成人への養育力育成に効果があるかを検討した。その結果,養育行動模擬体験が,親性準備期にある若年成人に対して,乳児に対するよりリアリティのある認識をもつことや,ベビー人形との関わりを通して体験した自身の情動に気づくことを助け,将来養育場面で体験するであろうことにもイメージを広げる機会をつくるなど,養育力育成に貢献する可能性が見いだされた。

研究成果の学術的意義や社会的意義

親性準備期にある若年成人に対する養育力育成を図ることは,子ども虐待の予防にもつながる重要な課題のひとつである。本研究により,少子化が進む現代,親性準備期にある若年者が乳児と関わる機会をもつことが困難な状況でも,ベビー人形を用いた養育行動模擬体験により,養育力を育てていくことができるという可能性が見いだされた。また,今後,親性を育む過程に影響する要因やメカニズムの解明にもつなげる資料が得られた。

報告書

(5件)
  • 2018 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2017 実施状況報告書
  • 2016 実施状況報告書
  • 2015 実施状況報告書

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公開日: 2015-04-16   更新日: 2020-03-30  

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