研究課題/領域番号 |
15K15925
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
地域看護学
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研究機関 | 帝京大学 (2018) 日本医療科学大学 (2015-2017) |
研究代表者 |
山岸 貴子 帝京大学, 医療技術学部, 講師 (60520773)
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研究分担者 |
坂本 重己 群馬パース大学, 保健科学部, 教授 (40626842)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
3,380千円 (直接経費: 2,600千円、間接経費: 780千円)
2017年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2016年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2015年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | 放射線 / リスクコミュニケーション / ピアエデュケーション / ヘルスリテラシー / メディアリテラシー / 大学生ピアエデュケーション |
研究成果の概要 |
福島第一原子力発電所の事故による放射線の影響に関する不安は、心理社会的問題となり潜在化し、国民全体が放射線防護の知識を共有することが重要になっている。そこで、首都圏に住む大学生を対象に、放射線への興味と知識を持ち、自らの健康を守ることを考える放射線リスクコミュニケーションプログラムを作成した。 学び合いの効果が期待されるピアエデュケーションで行い、実験を含めた放射線の基本的知識の伝達、放射線に関する情報での意見交換で構成した。男女5人ずつ2グループを対象に実施した。結果、「身近に感じた」「イメージが変化した」や「情報について再考した」と感想は聞かれたが、内容の妥当性の評価はできなかった。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
放射線からの健康影響を防ぐ行動(放射線防護)に関する知識は、福島県民のみならず国民全体が健康に関する知識として共有する必要性があり、若い世代からの発信と影響力での広がりであれば、原発事故から続く顕在化する社会心理的な問題の解決の助けともなり 真の意味での復興につながるとも考える。さらに、今後、健康に関するリスクコミュニケーションのあり方を検討する際の一助になると考えられる。
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