研究課題/領域番号 |
15K15972
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
ソフトウェア
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研究機関 | 信州大学 |
研究代表者 |
小形 真平 信州大学, 学術研究院工学系, 助教 (10589279)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2018年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2017年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2016年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2015年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
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キーワード | ユーザビリティ / 分析・設計 / 操作ログ / シミュレーション / 画面遷移モデル / パターン / プロトタイピング / 評価支援 / モデル駆動開発 / 操作性評価 / 操作ログ解析 / ユーザモデリング / メトリクス / ユーザインタフェース / レイアウト / ヒューマンインタフェースガイドライン / 評価プロセス / 関心事の分離 |
研究成果の概要 |
Webアプリケーションの操作性を開発の上流工程から効率的に評価するために,ソフトウェア設計モデルを中心として手動評価と自動評価の各種方法を連係する方法論の研究を実施した.より具体的には,(1)操作性の高い設計モデルを作成する支援,(2)設計モデルを手動評価するためのプロトタイプ自動生成,(3)生成プロトタイプと操作ログ記録機能の連係,(4)操作ログ解析による操作性評価支援,(5)モデルシミュレーションによる自動評価の各種方法を連係できる具体的な方法を示し,方法ごとにそれらが有効であることをケース・スタディや実験などを通して示したものである.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
Society 5.0の社会に向けて,Webアプリケーションを中心に数多のソフトウェアが開発され,社会インフラとして様々なエンドユーザに提供されている.そこでは,操作性は必ず高めるべき品質の一つである.しかしながら,操作性の有効な評価手段は手動で実施する内容を多分に含み,大規模化・複雑化するシステムに対し,高い評価コストが生じる問題がある.本研究の成果は,操作性評価を効率化する支援として,手動評価用作成物の自動生成支援や,自動評価を両立できる一貫した一つの方法を示したことにある.これにより,従来の評価コストの問題を低減できる見込みを示した.
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