研究課題/領域番号 |
15K15999
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
高性能計算
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研究機関 | 国立情報学研究所 |
研究代表者 |
高山 健志 国立情報学研究所, コンテンツ科学研究系, 特任助教 (80614370)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2017年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2016年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2015年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | 四角形メッシュ / 六面体メッシュ / キャラクタアニメーション / シミュレーション / CAD / メッシュ生成 / 形状処理 / 3Dモデリング / コンピュータグラフィクス / 四面体メッシュ / FEM / ユーザインタフェース / 有限要素法 / ヘキサメッシュ / モデリング |
研究成果の概要 |
本研究では、CG分野と機械工学分野それぞれにおいて重要な役割を果たす四角形メッシュと六面体メッシュについて、それをユーザの意図を反映した高品質な形で生成できる手法を提案する。四角形メッシュ生成に関しては、過去に手作業で作成された四角形メッシュの蓄積を分析・再利用するデータドリブンなアプローチを開発した。六面体メッシュ生成に関しては、グラフ双対に着目したインタラクティブ3Dモデリングに基づくアプローチを開発した。これらの成果をまとめた論文は、それぞれSIGGRAPHとEurographicsというCG分野で権威ある学会に採択された。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
四角形メッシュ生成というトピックにおいて、既存の四角形メッシュの蓄積を再利用するというデータドリブンなアプローチを試みたのは、本研究が初めてである。 六面体メッシュ生成というトピックはまだ非常に未開拓な領域であり、満足なメッシュを生成できるアルゴリズムは数少ない中で、本研究は独自の一手法を提案した。またグラフ双対を利用して六面体メッシュを生成する具体的なアルゴリズムを与えたのも、本研究が初めてである。 本研究のソースコードは寛容なライセンスで公開しているので、さらなる研究の発展や産業での応用に資することが期待できる。
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