研究課題/領域番号 |
15K16015
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
認知科学
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研究機関 | 国立研究開発法人理化学研究所 |
研究代表者 |
兼子 峰明 国立研究開発法人理化学研究所, 脳神経科学研究センター, 研究員 (50744372)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2017年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2016年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2015年度: 2,860千円 (直接経費: 2,200千円、間接経費: 660千円)
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キーワード | サッカード / fMRI / マーモセット / 眼球運動 / Active vision / 霊長類 / 顕在的注意 / 視覚的注意 / 急速眼球運動 |
研究成果の概要 |
本研究ではマーモセットにおける皮質眼領野を決定するためfMRI実験を実施した。マーモセットは9.4TMRIの中で反復眼球運動課題を実施した。前頭前野では、A8aVにてサッカード関連活動が確認された。また、頭頂葉、後頭葉にもサッカード関連活動が観察された。本研究により、眼球運動制御 に関わるマーモセットの皮質領野を特定することができた。マーモセットにおける眼球運動はマカクやヒトなどと異なり、可動範囲がかなり狭い範囲に限定されることが行動学的に知られているが、眼球運動制御に関わる皮質領野の局在について基本的な特性が真猿類間で保存されていることが示された。
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