研究課題
若手研究(B)
円二色性スペクトル測定により、DNA損傷に伴って、ヒストンH2A-H2Bはα-ヘリックス構造が増加するのに対し、H3-H4では逆に、α-ヘリックス構造が減少することを明らかにした。H2A-H2B、H3-H4に生じる構造変化が異なることから、それぞれ異なる構造変化機構が関与していることが示唆された。さらに、DNA損傷に伴って生じる「異常な」構造は、少なくとも24時間にわたって保たれ続ける事が明らかとなった。ヒストンの構造変化は、DNA損傷応答、例えば、DNA損傷修復機構、において、何らかの重要な役割を果たしていると考えられる。
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すべて 国際共同研究 (2件) 雑誌論文 (5件) (うち国際共著 1件、 査読あり 5件、 謝辞記載あり 5件、 オープンアクセス 2件) 学会発表 (6件) (うち国際学会 3件、 招待講演 1件) 備考 (1件)
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