研究課題/領域番号 |
15K16134
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
放射線・化学物質影響科学
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研究機関 | 東京農工大学 |
研究代表者 |
水川 薫子 東京農工大学, (連合)農学研究科(研究院), 助教 (50636868)
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研究協力者 |
高田 秀重 東京農工大学
Stegeman John J. Woods Hole Oceanographic Institution
Goldstone Jed V. Woods Hole Oceanographic Institution
Salanga Matthew C. Arizona University
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2017年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2016年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2015年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | PBDEs / 脱臭素化 / 魚類 / 異物代謝 / 甲状腺ホルモン / 脱ヨウ素酵素 / 微量汚染物質 / 種差 / ハゼ科 / ドジョウ亜科 / BDE99 / コイ目 |
研究成果の概要 |
魚類に優先的に起こるPBDEsの脱臭素化は甲状腺ホルモン活性化酵素である脱ヨウ素酵素によって起こるとされている。本研究では、PBDEs脱臭素化について魚類の異物代謝感受性を調べる上で重要な種差の要因を調べることを目的とした。PBDEsのうち、脱臭素化が最もされやすいと考えられているBDE99と高い脱臭素化能を持つアベハゼに着目し、様々な魚類筋中の蓄積状況と肝ミクロソームによる脱臭素化能の比較を行った。その結果、BDE99蓄積のない魚種の多くが脱臭素化能を持ち、一部例外は認められたものの両者の関係は概ね整合性が確認された。特に、アベハゼに限らずコイ科魚類全般にてBDE99の脱臭素化が認められた。
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