研究課題/領域番号 |
15K16230
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
食生活学
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研究機関 | 名古屋大学 |
研究代表者 |
中田 龍三郎 名古屋大学, 情報科学研究科, 研究員 (50517076)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
3,380千円 (直接経費: 2,600千円、間接経費: 780千円)
2016年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2015年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
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キーワード | 共食 / 孤食 / 食認知 / 鏡 / おいしさ / 社会的促進 / 高齢者 / 擬似的共食 / 擬似的食事 |
研究成果の概要 |
高齢者と大学生を対象に鏡に映った自分を見ながら、もしくは部屋の壁が映された画像を見ながらポップコーンを試食させた。どのくらいおいしいと感じるか評価させたところ、同じポップコーンであっても鏡を見ながらの試食でよりおいしく感じることがわかった。さらにポップコーンの摂取量も増えていた。この傾向は高齢者でも大学生でも同様であった。鏡を自分の食事風景の静止画に変更して試食させても同様の結果が得られた。この結果は共食によりおいしく感じる効果が今回の擬似的共食で「食事中の人の存在を感じる」だけでも生じることを意味している。この研究は鏡を用いることで幅広い年齢層の食事の質を高める可能性を示したものである。
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