研究課題/領域番号 |
15K16312
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
自然災害科学・防災学
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研究機関 | 京都大学 |
研究代表者 |
中谷 加奈 京都大学, 農学研究科, 助教 (80613801)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
3,510千円 (直接経費: 2,700千円、間接経費: 810千円)
2017年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2016年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2015年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
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キーワード | 土石流 / 防災 / シミュレーション / 構成材料 / 地形 / 構造物 / 地形条件 / 人工構造物 / 水理実験 / 数値シミュレーション |
研究成果の概要 |
本研究は、土石流の被害拡大に対して構成材料や地形、人工構造物の影響を明らかにし、統合的な解析システムの提案を目的として調査、実験、解析により検討した。細粒土砂が多く含まれる土石流は、液相密度や代表粒径を適切に設定する手法を示した。橋への流木閉塞を検討し、閉塞頻度や統計的手法から閉塞の境界条件を導出した。不明瞭な谷地形や建物・道路・流路の影響を情報収集、実験、解析から検討した。地形や人工構造物の影響を考慮する解析には高解像度DEMが適することを確認した。提案システムをGISと連携し、各要因を表現する解析モデルや入出力設定UIを実装してモデル統合を行うことで、防災対策の検討に効果的なツールとした。
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