研究課題/領域番号 |
15K16456
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
スポーツ科学
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研究機関 | 和歌山県立医科大学 |
研究代表者 |
河崎 敬 和歌山県立医科大学, 医学部, 講師 (50453189)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
2016年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2015年度: 2,860千円 (直接経費: 2,200千円、間接経費: 660千円)
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キーワード | 脊髄損傷 / 暑熱負荷 / 循環調節機能 / 体温調節機能 |
研究成果の概要 |
本研究の目的は、脊髄損傷者の温熱負荷時の心機能を評価し、健常者と比較検討することである。頸髄損傷者群、胸腰髄損傷者群と健常者群の三群を対象として、両下肢または全身を加温することで深部体温を上昇させ、安静時と体温上昇後に心機能などを評価した。今回の研究において、体温上昇時の心拡張能は、健常群、胸腰損群、頸損群のいずれも保たれていた。一方で、左房、左室収縮能は健常群では増加したが、頸損群では変化しなかった。また、胸腰損群では増加したが健常群よりは減弱していた。これらの結果から、心交感神経活動は温熱負荷時の心収縮能に寄与しているが、心拡張能には寄与していない可能性が示唆された。
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