研究課題/領域番号 |
15K16493
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
スポーツ科学
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研究機関 | 横浜商科大学 (2017-2018) 早稲田大学 (2015-2016) |
研究代表者 |
池村 司 横浜商科大学, 商学部, 講師 (00735433)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2017年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2016年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2015年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | 眼底血流 / 血管機能 / 運動 |
研究成果の概要 |
有酸素運動は,血管機能を改善・向上させることが報告されているが,そのほとんどが大動脈や細動脈を対象としている.大動脈・細動脈とは構造や機能ならびに役割が異なることから,眼底における動脈も同様の運動の効果が得られるかは不明である.加えて,眼底における動脈の血管機能を評価する方法は確立されていない.そこで本研究では血流波形分析を用いて眼底における動脈の血管機能を評価できるか否か,および眼底における動脈の血管機能に対する運動の影響を明らかにすることを目的とした.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
眼底循環は視覚機能を支えており,眼底循環の維持・改善はQOLの観点からも重要である.本研究は運動刺激に対する眼底の血管機能の応答を明らかにし,運動生理学分野の重要な知見を積み上げることができた.これまで多くの先行研究にて検討されてきた大動脈とは異なる機能・役割を果たす網膜動脈に対する運動の影響を明らかにしており,本研究の知見は,運動の効果を正確に理解する助けとなるだろう.
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