研究課題
若手研究(B)
本研究は,一過性運動に先駆けて,運動肢に短時間の虚血―再灌流を複数回繰り返す虚血プレコンディショニング(IPC)を施行することで,全身性ならびに局所持久能が増加することを明らかにした.さらに,IPCを施行することで,運動中の骨格筋酸素化動態が促進されることから,IPCによる運動持久能の増加は,骨格筋ミトコンドリア機能の活性化に関連する可能性を示唆した.また,本研究は, IPCと非運動肢にIPCを施行する遠隔IPC(RIPC)が運動持久能の増加に及ぼす異なる生理基盤を介している可能性を見出し,長期介入によって運動持久能を高めるためには,RIPCよりもIPCが有効であることを示唆する知見を得た.
すべて 2017 2016 2015
すべて 雑誌論文 (9件) (うち国際共著 7件、 査読あり 9件、 オープンアクセス 6件、 謝辞記載あり 7件) 学会発表 (16件) (うち国際学会 5件)
Scand J Med Sci Sports
巻: in press 号: 12 ページ: 1673-1680
10.1111/sms.12857
J Diabetes Investig
巻: 印刷中 号: 4 ページ: 1-6
10.1111/jdi.12606
120006337767
J Phys Ther Sci
巻: 29 号: 2 ページ: 245-249
10.1589/jpts.29.245
130005241455
Eur J Appl Physiol
巻: 117(3) 号: 3 ページ: 533-539
10.1007/s00421-017-3557-5
Medicine & Science in Sports & Exercise.
巻: 49(4) 号: 4 ページ: 774-784
10.1249/mss.0000000000001155
International Journal of Sports Medicine
巻: 37 号: 08 ページ: 614-8
10.1055/s-0035-1565141
Physiology and Behavior
巻: 160 ページ: 26-34
10.1016/j.physbeh.2016.03.029
巻: 155 ページ: 224-230
10.1016/j.physbeh.2015.12.021
Physiological Reports
巻: 3 号: 5 ページ: 1-10
10.14814/phy2.12395