研究課題
若手研究(B)
骨と骨格筋はどちらも環境、および、年齢に応じて、筋量・骨量が同調して変化するため、骨と筋肉の間のクロストークが存在するのではないかと考え、その相互作用を解明するために、本研究を行った。研究のモデルとしては、培養細胞系を用いて、骨芽細胞株と筋芽細胞株の共培養を行ったところ、分化した骨芽細胞との共培養により、筋芽細胞の融合が進み、形成された筋菅が自発的な収縮を起こすことが明らかとなった。本研究により、骨芽細胞と筋芽細胞の間には筋芽細胞の分化を 促進する直接作用が存在することが明らかとなった。