研究課題/領域番号 |
15K16538
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
応用健康科学
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研究機関 | 国立研究開発法人産業技術総合研究所 |
研究代表者 |
梅野 彩 国立研究開発法人産業技術総合研究所, 生命工学領域, 産総研特別研究員 (20749098)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2017年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2016年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2015年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | 一重項酸素 / 緑内障 / ヒドロキシリノール酸 / 10-(Z,E)-HODE / 12-(Z,E)-HODE / 酸化ストレス / 10ZE-HODE / 12ZE-HODE |
研究成果の概要 |
緑内障と酸化ストレス関与を科学的に解明し、緑内障早期診断へ応用することを目的とする。生体内酸化によって生じる脂質由来のヒドロキシリノール酸(HODEs) はラジカル、一重項酸素、酵素に特異的に生成する6種の異性体を持つため、酸化メカニズムを理解することができる。広義原発開放隅角緑内障群(n=198)の血清中のHODEsは対照群(n=119)に比べて有意に高くなった。臨床に関する背景因子を補正して後も、未治療時眼圧とHODEsは高い相関性を示した。緑内障のリスク因子である高眼圧が酸化ストレスに影響していることが結論づけられ、血清データから「眼の病態」と「体の酸化障害」の関与が示唆された。
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