研究課題
若手研究(B)
競争を勝ち抜くにはリスクを避けては通れないが、過度なチャレンジは身を亡ぼす。脳はどのようにして行動選択しているのだろうか。本研究ではラットのギャンブル行動モデルを用い島皮質前部と前頭眼窩野の神経活動を計測することで、これら2領域が意思決定にどのように寄与しているのか調べた。その結果、島皮質前部および前頭眼窩野のニューロンは意思決定をする際に、過去にギャンブルに勝っていた場合と負けていた場合とでは全く異なる神経活動を示すことが明らかとなった。これは2つの領域が意思決定の際に過去の経験をリコールしている可能性を示している。
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