研究課題/領域番号 |
15K16843
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
アジア史・アフリカ史
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研究機関 | 金沢大学 (2016-2017) 東京大学 (2015) |
研究代表者 |
小川 道大 金沢大学, 国際基幹教育院, 准教授 (30712567)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
2017年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2016年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2015年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | 鉄道 / ボンベイ / 町 / 植民地 / マラーター / 都市 / 農村 / インド / 内陸交易 / 開発 / GIS |
研究成果の概要 |
本研究は18世紀後半から20世紀初頭におけるインド西部の町ネットワークの長期変動を分析し、植民地化に伴う経済変化を考察した。マラーター同盟下での、プネーなどのインド西部内陸都市の台頭は沿岸部と内陸部の貿易を活発化し、これが町ネットワークの形成に大きく寄与した。このネットワークは1818年のマラーター同盟の滅亡という政治変化によって直ちに影響を受けることはなかったようであるが、19世紀後半の鉄道開通は大きな変化を与えた。しかし20世紀初頭には再び鉄道交易の拠点として内陸町・都市が再び台頭しており、マクロなレベルでのインド経済の植民地化に伴う変動を明らかにした。
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