研究課題/領域番号 |
15K17033
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
経済学説・経済思想
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研究機関 | 首都大学東京 (2016-2017) 一橋大学 (2015) |
研究代表者 |
高見 典和 首都大学東京, 社会科学研究科, 准教授 (60708494)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2017年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2016年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2015年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | 現代経済学史 / マクロ経済学 / 現代アメリカ史 / 20世紀の経済学の歴史 / マクロ経済学の歴史 / 計量経済学の歴史 / 経済学方法論 / マクロ経済政策 / アメリカ近代史 / 物価 / 科学論 / 数理経済学の歴史 |
研究成果の概要 |
第二次世界大戦以降の景気循環論および,それを含むマクロ経済学は,戦後の30年間に生み出された諸理論によって出発したため,この期間の政治経済史,特に学問の中心であるアメリカの政治経済史を考察することによって,現代のマクロ経済学の歴史的背景を明確にすることができる。この目的に基づいて,1960年前後の政策論争が,フィリップス曲線(インフレ率と失業率の間に負の関係があることを示す曲線)の提示につながったことを明らかにした。 合わせて,この時代のマクロ経済学の背後にある様々な学問的変化を跡付けるために,20世紀半ばの計量経済学や,IS-LMモデルや経済成長理論などの歴史について,論文や記事を執筆した。
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