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経営手法の流行化現象の解明:環境分野を中心とした動態的視点による事例分析を通じて

研究課題

研究課題/領域番号 15K17126
研究種目

若手研究(B)

配分区分基金
研究分野 経営学
研究機関中央大学

研究代表者

三木 朋乃  中央大学, 商学部, 准教授 (60508604)

研究期間 (年度) 2015-04-01 – 2019-03-31
研究課題ステータス 完了 (2018年度)
配分額 *注記
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2017年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2016年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
2015年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
キーワード経営手法 / 流行化現象 / 普及 / 導入 / 事業成果 / 国際標準 / 流行 / 圧力 / 環境規制 / イノベーション / 制度 / 規格
研究成果の概要

環境マネジメントシステム(EMS)という民間主体の経営手法、および環境規制という強制的な経営手法の導入を取り上げて、定性および定量分析を行った。
EMSを「見える化」するツールとして導入する企業は、事業活動に活かすことができていた。。一方で、EMS取得が目的となっていた企業は、導入後の書類作成や監査業務が重荷となってしまっていた。
環境規制という強制的な流行現象は、社内の正当性を高める役割を果たすため、予算が増大しやすい。一方で、社外とのコミュニケーションが活発しやすい傾向もあった。そのため、事業成果に結びつけるためにはプロジェクトマネジメントの重要性が示唆された。

研究成果の学術的意義や社会的意義

本研究の学術的な意義は二点ある。第一に、個別企業、また企業のプロジェクトというミクロレベルにおける普及プロセスの解明を行った点である。本研究を通して、どのような企業やプロジェクトにおいて経営手法が導入されるのか、またそれが他の組織やプロジェクトの導入にどのような影響を与えるのかが明らかにできた。第二に、これまであまり行われてこなかった経営手法の導入段階に注目した点があげられる。
本研究の実務的な意義は、どのような経営手法が流行しやすいのか、どのような経営手法が企業・プロジェクトにとって導入しやすいのかを明らかにできた点があげられる。

報告書

(5件)
  • 2018 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2017 実施状況報告書
  • 2016 実施状況報告書
  • 2015 実施状況報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて 2017

すべて 学会発表 (1件)

  • [学会発表] 法規制によるプロジェクトマネジメントへの影響2017

    • 著者名/発表者名
      松嶋一成、三木朋乃
    • 学会等名
      研究・イノベーション学会
    • 関連する報告書
      2017 実施状況報告書

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公開日: 2015-04-16   更新日: 2020-03-30  

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