研究課題/領域番号 |
15K17149
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
商学
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研究機関 | 千葉商科大学 (2017-2018) 早稲田大学 (2015-2016) |
研究代表者 |
大平 進 千葉商科大学, 商経学部, 講師 (30709001)
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研究協力者 |
渋谷 義行
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
2017年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2016年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2015年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
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キーワード | マーケティング戦略 / ネットワーク理論 / リレーションシップ / 産業材市場 / ネットワーク / サプライチェーン・レジリエンス / リレーションシップ・マーケティング |
研究成果の概要 |
本研究の目的は、ネットワーク型取引の視点から産業材市場における売り手と買い手の関係性についてメカニズムを明らかにすることである。 大手企業8社に対してインタビュー調査を実施した結果、サプライチェーン寸断や事業継続性、フェアトレードに代表される企業の社会的責任に関する問題が、購買企業の抱える直近の関心事として挙げられた。インタビュー調査で得られた知見に加え、サプライチェーン・レジリエンスに関する先行研究のレビューの結果を踏まえ、仮説モデルを構築した。さらに、日本サプライマネジメント協会の協力を得て、同会員企業に対してサーベイ調査を実施し、速報結果を日本商業学会九州部会にて発表した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究は、大手企業8社の購買責任者に対するインタビュー調査を実施しており、そこから得られた知見をもとに仮説モデルを構築している。社会的に関心の高まりを見せているサプライチェーン・レジリエンスをテーマとして扱い、ネットワーク視点から売り手と買い手のリレーションシップに焦点を当てて研究をおこなっているため、本研究から得られる発見は社会的に意義があると言える。 また、研究代表者の知る限り、市場成果を意識したマーケティング戦略の視点でサプライチェーン・レジリエンスを扱った研究は数少なく、さらに定量的に検証しようと試みる研究に至ってはほとんどないのが現状である。この意味で学術的に意義があると言える。
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