研究課題
若手研究(B)
本研究は、非可分LF-多様体の位相的性質と、写像空間、冪空間の位相的構造を探求し、非可分無限次元多様体論を発展させることを目的とした。研究期間中、コンパクト部分集合からなる冪空間が非可分ヒルベルト空間と、有限部分集合からなる冪空間が非可分ヒルベルト空間の標準正規直交基底で張られる部分空間と、各々同相になるための同値条件を与えた。LF-多様体の基本定理に関する研究と、写像空間の無限次元多様体性に関する研究については、良い成果を上げることができなかったが、今後の研究に向けて新たな知見を得た。
すべて 2016 2015
すべて 雑誌論文 (3件) (うち査読あり 2件、 オープンアクセス 3件、 謝辞記載あり 3件) 学会発表 (4件) (うち国際学会 2件)
Topology and its Applications
巻: 210 ページ: 133-143
10.1016/j.topol.2016.07.013
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京都大学数理解析研究所講究録RIMS研究集会報告集(集合論的位相幾何学および幾何学的トポロジーの最近の動向と展望)
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