研究課題
若手研究(B)
本研究はNaを含む火成メリライトの成因を鉱物組成・化学組成から把握したうえで,二次イオン質量分析装置(SIMS)及び希ガス質量分析装置を用いた同位体分析を行った.Allende隕石中の火成メリライトに対し,同位体分析を行った.Be-B系ではBe-10の過剰が見られ,先行研究の結果と比較するとこのCAIは典型的なBe-10を保持していたCAIであることが分かった.またAl-Mg年代は最古のCAIよりも9万年ほど若い年代を示した.希ガス同位体分析では,Ne-22の過剰が見つかり,このCAIは太陽起源の高エネルギー粒子の照射によってNa-22がCAI形成領域で生成されていたとこが明らかにできた.
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すべて 国際共同研究 (1件) 雑誌論文 (5件) (うち国際共著 2件、 査読あり 5件、 謝辞記載あり 3件、 オープンアクセス 1件) 学会発表 (10件) (うち国際学会 7件、 招待講演 2件)
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