研究課題/領域番号 |
15K17810
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
物理化学
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研究機関 | 青山学院大学 |
研究代表者 |
岡島 元 青山学院大学, 理工学部, 助教 (20582654)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2016年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
2015年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
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キーワード | 非局在電子 / 共鳴ラマン / 低振動数ラマン分光 / テラヘルツ / ラジカルイオン種 / 電子励起状態 / 近赤外 / 時間分解振動分光 / トリフェニレン / 溶媒和電子 / 分子間振動 |
研究成果の概要 |
近赤外共鳴低振動数ラマン分光装置を開発し、いくつかの分子系に応用した。これは、溶媒和電子をはじめとする非局在化した電子に共鳴させ、分子間あるいは分子全体の大きな振動を観測する分光分析手法である。ベンゼン環二量体モデル分子のラジカルカチオンへの応用では、二つのベンゼン環内に非局在化した電子を伴う振動として、環の間隔を変える分子全体の振動が高強度で観測された。フェニルアントラセン類の電子励起状態への応用では、アントラセン環上に非局在化した電子を伴うアントラセン環全体の振動が選択的に観測された。この高感度・高選択的な分光分析は電子を伴った特定の分子間振動を分析するのに有用と考えられる。
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