研究課題/領域番号 |
15K17947
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
生産工学・加工学
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研究機関 | 東京工業大学 |
研究代表者 |
寺野 元規 東京工業大学, 工学院, 助教 (90708554)
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研究協力者 |
吉野 雅彦 東京工業大学, 工学院・機械系, 教授 (40201032)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2016年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2015年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
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キーワード | 塑性加工 / バニシング加工 / 静的再結晶 / 機械工作・生産工学 / 金属生産工学 / 結晶工学 / 精密部品加工 / 構造・機能材料 |
研究成果の概要 |
本研究では,ローラーバニシング加工により純鉄板表面にせん断変形を付与した.バニシング加工とその後の熱処理により,局所的(加工面のみ)に静的再結晶を誘起させた.蓄積されたせん断変形はKAM値により調べ, 熱処理とEBSD分析を繰り返すことにより,静的再結晶・粒成長の過程を調べた.その結果,十分な蓄積エネルギー(せん断変形)を加えることにより,静的再結晶が素材表面のみに優先的に生じることがわかり,そのエネルギー(変形)の大小により,結晶粒径が異なることを示した.以上により,純鉄板において,結晶組織制御の可能性を示した.
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