研究課題
若手研究(B)
オートファジーは、栄養欠乏条件下で自らの構成成分を分解する真核生物に共通の機構である。植物では、栄養欠乏条件下だけでなく様々なストレスによってオートファジーが誘導されることが分かっている。またシロイヌナズナの根の伸長領域において、栄養存在下でも常にオートファジーが起こっていることも明らかになっているが、その誘導メカニズムはまだ明らかになっていない。そこで本研究では、植物特異的なオートファジー関連遺伝子変異株のスクリーニングを行なった。年度内に新奇のオートファジー関連遺伝子の同定には至らなかったが、発根をマーカーとした一次スクリーニングを継続して行なっている。