研究課題/領域番号 |
15K18614
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
生態・環境
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研究機関 | 大阪市立大学 |
研究代表者 |
太田 和孝 大阪市立大学, 大学院理学研究科, 博士研究員 (50527900)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2017年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2016年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2015年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
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キーワード | 代替繁殖戦術 / スニーカー / 行動解析 / 配偶後の性淘汰 / 意思決定 / 精子競争 / 隠れた雌の選択 / スニーキング |
研究成果の概要 |
本研究は,ヘビギンポ科魚類ヘビギンポにおけるスニーキング戦術の成功に影響を与える要因を調べたものである.推定される要因として,スニーカーの意思決定,ライバル雄の影響,雌の影響を考えた.スニーカーの意思決定,そしてそれに影響するなわばり雄の行動がスニーカーの成功に離京することが示された.一方で,配偶前の段階では雌の影響は少ないことも示唆された.一方配偶後の性淘汰においては,なわばり雄とスニーカーの精子形質にほとんど差はなかった.唯一,遊泳の直進性に違いがあり,スニーカーの精子はよりまっすぐに泳ぐことが分かった.しかしこのような運動性は,ライバル雄の存在によって変化することはなかった.
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