研究課題/領域番号 |
15K18720
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
森林科学
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研究機関 | 国立研究開発法人理化学研究所 |
研究代表者 |
遠藤 力也 国立研究開発法人理化学研究所, バイオリソース研究センター, 開発研究員 (90634494)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2017年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2016年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
2015年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | 生物多様性 / カルチャーコレクション / 菌類群集 / 多様性 / 高速シーケンサー |
研究成果の概要 |
本課題は、我が国の森林環境における菌類の多様性を明らかにする新手法の開発に取り組むものである。人工的に調製した菌類擬似群集について、高速シーケンサーMinIONを用いて群集解析を試みた。その結果、MinIONから得られる塩基配列の正確性が低過ぎるため、森林環境に生息する菌類の種数を評価するには不向きと判断した。Loop Genomics社が提供するシーケンスライブラリ調製キット LoopSeqと高速シーケンサーMiSeqを併用することにより、1500 bp程度の正確で長い塩基配列を得られることがわかった。今後、この手法を活用してハイスループットな多様性評価が実現できると見込まれる。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
自然が豊かな我が国には、膨大な種数におよぶ微生物が生息していると考えられる。これらは未利用の資源ともとらえられ、その多様性を把握することは微生物資源を利活用する可能性を広げることにつながる。本課題で取り組んだ、高速DNAシーケンサーを用いて正確性が高く長い塩基配列を取得する手法を活用することで、我が国の森林環境が擁する微生物多様性についてより正確な知見が今後蓄積していくものと期待される。
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