研究課題
若手研究(B)
本研究では、ウシ卵子から拡張胚盤胞期胚までの初期発生過程におけるアクアポリン(AQP)3およびAQP7mRNAおよびタンパク質発現動態を明らかにした。また、スクロースを添加した高浸透圧培地でウシ体外受精胚を一定時間培養することで、AQP3およびAQP7mRNA発現量が増加し、緩慢凍結-融解およびガラス化-加温後の生存性が向上することが明らかとなった。以上の結果から、AQP3およびAQP7発現がウシ初期胚の耐凍性と関連する可能性が示されると同時に、AQPの人為的な発現制御によりウシ体外受精胚の耐凍性を向上させられる可能性が示唆された。
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