研究課題/領域番号 |
15K18910
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
環境・衛生系薬学
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研究機関 | 東京女子医科大学 |
研究代表者 |
藤木 恒太 東京女子医科大学, 医学部, 助教 (80632504)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2016年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
2015年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | 重金属ストレス応答 / シグナル伝達 / 肺癌 / 上皮間葉転移 / 薬学 / 衛生学 / カドミウム / 悪性化 / Notch1 |
研究成果の概要 |
カドミウムは肺組織においてがん化を誘引する環境汚染物質として知られているが、カドミウムがどのような制御機構でがんの悪性化を亢進させるのか、未だに明らかになっていない。本研究は、肺胞基底上皮腺癌細胞(A549細胞)に対するカドミウム長期曝露の効果とNotch1、HIF-1αおよびPI3K/Akt/ERKシグナル経路の機能について検討した。その結果、カドミウム長期曝露されたA549細胞において、Notch1 、HIF-1αおよびPI3K/Akt/ERKシグナル経路が協調的に機能することで、肺癌細胞の悪性化を亢進することを見出した。
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