研究課題/領域番号 |
15K18949
|
研究種目 |
若手研究(B)
|
配分区分 | 基金 |
研究分野 |
医療系薬学
|
研究機関 | 九州保健福祉大学 |
研究代表者 |
吉田 裕樹 九州保健福祉大学, 薬学部, 講師 (90469411)
|
研究協力者 |
黒川 昌彦 九州保健福祉大学, 薬学部, 教授 (80186527)
渡辺 渡 九州保健福祉大学, 薬学部, 教授 (50399218)
杉田 千泰 九州保健福祉大学, 薬学部, 助教 (70632694)
|
研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
|
配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2017年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2016年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2015年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
|
キーワード | 肥満 / 免疫細胞 / フラボノイド / ナリンゲニン / ヘスペリジン / 食品 / 予防医療 / セルフメディケーション / 糖尿病 |
研究成果の概要 |
本研究では、身近な食品因子が免疫細胞の機能制御を介して肥満関連疾患を予防・改善するか解析した。その結果、柑橘類フラボノイドのナリンゲニンは、高脂肪食誘導性肥満マウスにおいて、マクロファージ、CD8(+) T細胞、B細胞、好中球の脂肪組織への浸潤を抑制した。次に、免疫細胞機能に影響を与えるサイトカイン類の脂肪組織における発現変動を検証したところ、ナリンゲニンは、MCP-1、MCP-3、IL-6の発現量を抑制した。さらに、柑橘類フラボノイドのヘスペリジン製剤を用いて同様の実験を行ったところ、ヘスペリジンは、高脂肪食誘導性の脂肪組織へのマクロファージ浸潤を抑制した。
|