研究課題/領域番号 |
15K19013
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
医化学一般
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研究機関 | 岩手医科大学 (2016-2017) 和歌山県立医科大学 (2015) |
研究代表者 |
村嶋 亜紀 岩手医科大学, 医学部, 助教 (50637105)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
2016年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
2015年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | 中腎 / 尿管芽 / beta-catenin / Fgf / 遺伝子改変マウス / MAPKシグナル / 腎臓発生 / 細胞増殖因子 / ウォルフ管 |
研究成果の概要 |
中腎上皮特異的beta-catenin ノックアウト(cb-cat KO)マウス胚は異所性尿管芽を呈し、GDNF/Retの発現低下とc-Junの活性化を示した。cb-cat KOマウスのバックグラウンドに、Fgfr2遺伝子欠損を加えた中腎上皮特異的複合遺伝子KOマウスを作製し解析した結果、cb-cat KOマウスと同様の異所性尿管芽誘導が観察された。他の尿管芽誘導シグナルであるBMPシグナル関連因子の異所性尿管芽における発現変化は見られなかった。尿管芽におけるGDNF/Ret非依存的MAPKシグナル活性化経路として、FGF、BMPシグナルとは異なる新規経路の関与が示唆された。
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