研究課題/領域番号 |
15K19066
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
人体病理学
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研究機関 | 国立研究開発法人国立がん研究センター |
研究代表者 |
吉田 裕 国立研究開発法人国立がん研究センター, 中央病院, 医員 (70750751)
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連携研究者 |
平岡 伸介 国立がん研究センター中央病院, 病理科・研究所分子病理分野 (40276217)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2016年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
2015年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | pancreatic cancer / Innate lymphoid cells / 膵癌 / 腫瘍免疫 / innate lymphoid cells / 発がん / 転移 |
研究成果の概要 |
nnate lymphoid cells(ILCs)は、近年同定されたリンパ球系細胞群であり、腫瘍免疫におけるI役割は解明されていない。本研究では、ILCsの膵がん免疫微小環境形成における役割を検討した。NK細胞、ILC1, ILC2, ILC3について免疫染色により膵がん組織での分布と数を評価し臨床病理学的に解析した。各ILCsはがん組織内でT細胞と類似の分布を呈し、浸潤数はより少なかった。NK細胞、ILC1、ILC3浸潤の多い症例は少ない症例に比して予後良好であった。一方、ILC2細胞浸潤が多い症例は予後不良であった。ILCs は類似機能を持つT細胞と同様の役割をしていることが示唆された。
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