研究課題/領域番号 |
15K19228
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
疫学・予防医学
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研究機関 | 鳥取大学 |
研究代表者 |
常城 朱乃 鳥取大学, 医学部, 助教 (90632901)
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研究協力者 |
青木 美帆
笠木 正明
奈良井 栄
岡田 隆好
田中 清
土江 秀明
板垣 朝夫
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2016年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2015年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
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キーワード | インフルエンザウイルス / 増殖能 / 細胞傷害性 |
研究成果の概要 |
インフルエンザは症例・関連死亡率が多い割に、重症化回避のための診断法は未開発である。我々は、一定量のインフルエンザウイルスを培養細胞に感染させ72時間後のウイルス量を評価することにより、ウイルス株により増殖能に大きな違いがあることを示した。また、インフルエンザ重症化症例の一部に細胞傷害が関与していることが死亡解剖体の病理所見に確認されていることから、インフルエンザウイルスの細胞傷害能を増殖能と比較するパイロット調査を行ったところ、A(H1N1)亜型とB型について増殖能が高いほど細胞傷害率が高い結果を得た。このことは、増殖能が有望な重症化予測因子であることを示唆している。
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