研究課題/領域番号 |
15K19291
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
内科学一般(含心身医学)
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研究機関 | 和歌山県立医科大学 |
研究代表者 |
山本 悠太 和歌山県立医科大学, 医学部, 講師 (00580672)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2017年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2016年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2015年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | うつ / 幼若ストレス / 回転ケージ飼育 / うつ行動 / 回転ケージ / 電気刺激ストレス / うつ様行動 / 不安様行動 / c-Fos / 小脳 / 幼若期 / 顆粒細胞 |
研究成果の概要 |
本研究では、幼若ラットに電気刺激ストレスを負荷することによるうつ様モデルラットを作製し、小脳血流量を増大させることが知られている有酸素運動をラットに負荷できるよう回転ケージで飼育を行うことで、うつ様行動が減弱するか検討を行った。 強制水泳試験の結果、回転ケージ飼育を行うことでうつ様行動が減弱した。しかし、成長ホルモン1遺伝子は小脳で発現低下した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
この結果より、うつ様行動を示すラットにおいて、自由な運動を可能にする回転ケージ飼育により、自発的な有酸素運動がうつ様行動の抑制する可能性を初めて見出した。 本研究性化より、近年問題となっている、小児の虐待によるストレスで惹起されたうつ病を、有酸素運動による介入で軽減できる可能性を示すことができた一方で、小脳に有害な可能性も認める結果となり、更なる検討が必要である。
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