研究課題
若手研究(B)
本研究ではナノ技術を応用したPPARγアゴニストの単球・マクロファージへの効率的送達によりプラーク破綻を予防しうるか検討を行った。ポリ乳酸グリコール酸共重合体を基材としたナノ粒子にピオグリタゾンを封入し高脂肪食及びアンジオテンシンⅡ負荷を行ったApoE欠損マウスに静脈内投与した結果、プラーク破綻後に形成されるburied fibrous cap数の減少、線維性被膜の増厚を認めた。近赤外線プローブを用いた分子イメージングの結果、ピオグリタゾンナノ粒子によりMMPならびにカテプシンの活性が抑制されることが示され、ピオグリタゾンナノ粒子がプラーク破綻を予防する機序のひとつと考えられた。
すべて 2017 2016 2015 その他
すべて 雑誌論文 (9件) (うち国際共著 1件、 査読あり 8件、 オープンアクセス 4件、 謝辞記載あり 1件) 学会発表 (4件) (うち国際学会 2件、 招待講演 1件) 図書 (2件) 備考 (1件)
Sci Rep.
巻: 6 号: 1 ページ: 29601-29601
10.1038/srep29601
J Am Heart Assoc.
巻: 5(7) 号: 7
10.1161/jaha.116.003872
PLoS One.
巻: 11(9) 号: 9 ページ: e0162425-e0162425
10.1371/journal.pone.0162425
巻: 5(9)
Int Heart J.
巻: 印刷中
130005901270
Arterioscler Thromb Vasc Biol.
巻: 36(10) 号: 10 ページ: 2038-2047
10.1161/atvbaha.116.306926
巻: 36(3) 号: 3 ページ: 491-500
10.1161/atvbaha.115.307057
Journal of Atherosclerosis and Thrombosis.
130005160389
Drug Delivery System.
巻: 30(4) ページ: 299-308
130005116532
http://cdic.kyushu-u.ac.jp