研究課題/領域番号 |
15K19432
|
研究種目 |
若手研究(B)
|
配分区分 | 基金 |
研究分野 |
呼吸器内科学
|
研究機関 | 日本医科大学 |
研究代表者 |
猪俣 稔 日本医科大学, 大学院医学研究科, 研究生 (50465291)
|
研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2019-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
|
配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2018年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2017年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2016年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2015年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
|
キーワード | micro RNA / micro RNA 16 / C57BL/6 / bleomycin / anti-fibrotic effect / miR-16 / TGF / alpha-SMA / collage type I / SPARC / エクソソーム / 肺線維症 / miR 16 / miRNA / ブレオマイシン / マウス / マウスモデル |
研究成果の概要 |
C57BL/6マウスに浸透圧ポンプでBLMを投与し、血清からエクソソームを濃縮しmicroRNA arrayで解析したところ、BLM投与後14日目の血清から採取したエクソソーム中に含まれるmicroRNA-16(miR-16)が高値であった。同様のモデルで7日後にmiR-16 mimicを頸静脈的投与したところ、28日目のachcroft socreではBLM群と比較し、miR-16 mimicを投与した群において有意にashcroft scoreが改善した。HFL-1にmiR-16 mimic、TGF-βを投与したところ、miR-16 mimicの投与により線維化マーカーの発現が抑制された。
|
研究成果の学術的意義や社会的意義 |
肺線維化病態において、線維化病変由来のエクソソームには線維化を悪化させるmicro RNAが含まれていることが明らかとなり、特発性肺線維症の病態解明や新規治療薬の開発にもつながる可能性がある。
|