研究課題
若手研究(B)
腎臓は中間中胚葉から派生する尿管芽と後腎間葉の相互作用によって形成されるが、尿管芽は前方中間中胚葉、後腎間葉は後方中間中胚葉から派生すると考えられている。本研究では、ヒトiPS細胞から後期原始線条を経て、前方中間中胚葉を分化誘導する方法を開発した。さらに、作製した前方中間中胚葉は、ウォルフ管に分化しうる発生生物学的機能を有していた。今後は、尿管芽と後方中間中胚葉に由来する後腎間葉の分化誘導法を確立し、それらの相互作用により腎組織の構築を目指す。
すべて 2015
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Current Opinion in Organ Transplantation
巻: 20 号: 2 ページ: 171-177
10.1097/mot.0000000000000170