研究課題/領域番号 |
15K19466
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
腎臓内科学
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研究機関 | 順天堂大学 |
研究代表者 |
高木 美幸 順天堂大学, 医学部, 特任助教 (80599895)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2017年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2016年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2015年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | ポドサイト / カテプシンD / カテプシンL / オートファジーリソソーム分解系 / 糸球体硬化 / カテプシン / ネフローゼ / シナプトポディン / ポドサイト剥離 / Sal1 / 細胞骨格 / Rac1 / アドリアマイシン / オートファジー / ポドシン / エンドサイトーシス / 蛋白尿 |
研究成果の概要 |
オートファジー・リソソーム分解系は細胞の恒常維持に重要な役割を果たす。本研究では特にカテプシンD(CD), L(CL)とポドサイト関連蛋白との関連、役割に注目した。 ポドサイト特異的CDノックアウトマウスの観察により、CDの欠損がメンテナンス不全を来すこと、腎炎モデルの観察によりCLとそのinhibitorの発現バランスがポドサイト障害抑制に関連することが明らかとなり、ポドサイトの品質管理にはリソソームオートファジー分解系の重要性を示した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
オートファジー・リソソーム経路による分解系関連蛋白と糸球体硬化進展メカニズムの病態の解明は、特に蛋白分解系に着目した創薬研究にも密接に関連すると考える。 また、糸球体硬化進展メカニズムの関係解明により、ポドサイト障害のバイオマーカーの検出にもつながり、さらには糸球体硬化・慢性腎臓病を減らすことが出来るような治療薬の開発への糸口となりうる。
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