研究課題
若手研究(B)
我々は筋萎縮性側索硬化症(ALS)の病態機序解明を目的とし,ALS罹患組織におけるスプライシング調節機構 U snRNAs およびGEM小体の減少と,複数のスプライシング異常を報告している.本研究ではALSでの介在ニューロンの役割と,そのRNA代謝障害の検討を目的とした.ホルマリン固定パラフィン包埋組織からのmRNAの回収,定量では, RNAの断片化に留意する必要があることを見出した.さらに脊髄性筋萎縮症モデル動物での介在ニューロンを介した運動ニューロン変性の原因として報告されているstasimon mRNAに注目し,同スプライシング変異をTDP-43発現抑制細胞において確認した.
すべて 2016 2015
すべて 雑誌論文 (4件) (うち査読あり 3件、 オープンアクセス 3件、 謝辞記載あり 1件) 学会発表 (4件) (うち国際学会 2件) 図書 (1件)
Nucleic Acids Res
巻: 44 号: 12 ページ: 5820-5836
10.1093/nar/gkw499
Rinsho shinkeigaku = Clinical neurology
巻: 55 号: 4 ページ: 238-242
10.5692/clinicalneurol.55.238
130005066234
Neurology-Neuroimmunology Neuroinflammation
巻: 2 号: 4
10.1212/nxi.0000000000000108
神経内科
巻: 83 ページ: 175-184