研究課題
若手研究(B)
研究代表者らが同定したLAG3+Tregは、マウスで抑制性サイトカインTGF-β3を特異的に産生し、B細胞の抗体産生を強力に抑制する。本研究では、ヒトにおけるTGF-β3のB細胞に対する作用機序を解明した。TGF-β3は、初代培養のヒトB細胞の抗体産生を抑制し、ヒトB細胞の細胞死を誘導し、形質芽細胞への分化および増殖を抑制した。TGF-β3は、IRF4、Blimp-1、XBP1といった抗体産生細胞への分化に重要な遺伝子発現を抑制し、Sykのリン酸化を抑制していた。また、本研究ではヒト扁桃とヒト末梢血LAG3+Tregを解析し、関節リウマチ、abataceptとの関係を明らかにした。
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すべて 雑誌論文 (7件) (うち国際共著 2件、 査読あり 7件、 オープンアクセス 5件、 謝辞記載あり 3件) 学会発表 (3件) 備考 (1件)
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